挽割麦ひきわり)” の例文
旧字:挽割麥
……おお、よちよち、と言った工合に、この親馬鹿が、すぐにのろくなって、お飯粒まんまつぶの白いところを——贅沢ぜいたくな奴らで、うちのは挽割麦ひきわりぜるのだがよほど腹がすかないと麦の方へははしをつけぬ。
二、三羽――十二、三羽 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
挽割麦ひきわり三斤さんぎんぬゥすんで
まざあ・ぐうす (新字新仮名) / 作者不詳(著)