持傳もちつたへ)” の例文
安井別宅との門札もんさつ、扨は本町のかど通掛りの人もうなづく物持ものもち、家督は子息にゆづりて此處には半日の頃もふけし末娘、名さへ愛とよぶのと二人先代よりの持傳もちつたへ家藏はおろか
うづみ火 (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)