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持仏堂
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じぶつどう
ふりがな文庫
“
持仏堂
(
じぶつどう
)” の例文
母屋の中心に、
持仏堂
(
じぶつどう
)
もあれば、侍部屋もある。寝所、
釜殿
(
かまどの
)
、
女童部屋
(
めわらべべや
)
、
奴僕
(
ぬぼく
)
の小屋、殊に目立つのは、
厩
(
うまや
)
のあることである。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「わたしの
持仏堂
(
じぶつどう
)
ですよ。この中に、
平安朝
(
へいあんちょう
)
時代の黄金仏が安置してあるのです。」
超人ニコラ
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
かのくえんしの
建立
(
こんりゅう
)
ありし
姫宮
(
ひめみや
)
の
持仏堂
(
じぶつどう
)
も思ひ出られて哀れなり。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
勝入には、まだ、老いたる母があり、未亡人となった勝入の妻とふたりで、以来、城内の
持仏堂
(
じぶつどう
)
にひきこもって、涙の日ばかりを送っていたが、突然
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
あくる朝、かれはめずらしく、
持仏堂
(
じぶつどう
)
にはいって、丹羽五郎左の
位牌
(
いはい
)
に、何か、ぶつぶつ唱えていた。
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“持仏堂”の解説
持仏堂(じぶつどう)は、日常的に礼拝する仏像(念持仏)や位牌を安置する堂(建物、部屋)。念誦堂(ねんずどう)とも呼ばれ、僧侶のみが礼拝する場合は内持仏堂とも呼ぶ。一般世人の家では、仏像や位牌を安置する仏間、あるいは仏壇を指して持仏堂と言うこともある。
(出典:Wikipedia)
持
常用漢字
小3
部首:⼿
9画
仏
常用漢字
小5
部首:⼈
4画
堂
常用漢字
小5
部首:⼟
11画
“持仏”で始まる語句
持仏
持仏棚