“じぶつどう”の漢字の書き方と例文
語句割合
持仏堂100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
勝入には、まだ、老いたる母があり、未亡人となった勝入の妻とふたりで、以来、城内の持仏堂じぶつどうにひきこもって、涙の日ばかりを送っていたが、突然
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
あくる朝、かれはめずらしく、持仏堂じぶつどうにはいって、丹羽五郎左の位牌いはいに、何か、ぶつぶつ唱えていた。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)