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拿破里
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ナポリ
ふりがな文庫
“
拿破里
(
ナポリ
)” の例文
媼はその血に筆を染めて我にわたし、「
往
(
ゆく
)
拿破里
(
ナポリ
)
」と書して名を署せしめて云ふ。好し好し、法皇の
封傳
(
てがた
)
に劣らぬものぞとて、懷にをさめつ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
真
(
まこと
)
に
是
(
こ
)
れ一の夢幻界なり。湾に沿へる
拿破里
(
ナポリ
)
の
市
(
まち
)
は次第に暮色
微茫
(
びばう
)
の中に没せり。
眸
(
ひとみ
)
を放ちて遠く望めば、雪を
戴
(
いただ
)
けるアルピイの山脈
氷
(
こほり
)
もて削り成せるが如し
ヴエスヴイオ山
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
こは
拿破里
(
ナポリ
)
に來てよりの近業にて、獄中のタツソオ、托鉢僧など題せる短篇の外、無題一首ありき。われは愛情の犧牲なり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
拿破里
(
ナポリ
)
に來てより既に一月を經ぬ。さるにアヌンチヤタとベルナルドオとの上に就きては、何の聞くところもあらず。或夕一封の書は到りぬ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
拿
漢検1級
部首:⼿
10画
破
常用漢字
小5
部首:⽯
10画
里
常用漢字
小2
部首:⾥
7画
“拿破”で始まる語句
拿破崙
拿破烈翁
拿破翁
拿破崙髭