“抬”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
もた66.7%
16.7%
よろこ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夫の膝を右の手で揺り動かしつ口説くどけど、先刻さきより無言の仏となりし十兵衛何ともなお言わず、再度ふたたび三度かきくどけど黙黙むっくりとしてなお言わざりしが、やがてれたるこうべもた
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
お今はふと想い出したように頭をげた。
(新字新仮名) / 徳田秋声(著)
帰郷中、妻の出産と共に、座食をよろこばれず、百姓仕事を手伝っては見たが、圧迫の感に堪え得ずして上京。建築人夫、土工人夫等の、全く筋肉労働者の群に投じて約一カ年を送る。
簡略自伝 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)