“抛(う)” の例文
かの女はすっかりむす子のために、むす子のお友達になって遊ばせる気持を取戻し、ただ単純に投げ抛(う)ったりしているジュジュの手毬(てまり)を取って、日本の毬のつき方をして見せた。
母子叙情 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
豊満せる財嚢を抛(う)ち棄てて落涙するという昔話を其儘(そのまま)演出するに終らねばならぬ。
貧富幸不幸 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)