トップ
>
投槍
>
なげやり
ふりがな文庫
“
投槍
(
なげやり
)” の例文
唐金色
(
からかねいろ
)
の
薔薇
(
ばら
)
の花、
天日
(
てんぴ
)
に乾いた
捏粉
(
ねりこ
)
、
唐金色
(
からかねいろ
)
の
薔薇
(
ばら
)
の花、どんなに
利
(
き
)
れる
投槍
(
なげやり
)
も、おまへの肌に當つては齒も
鈍
(
にぶ
)
る、
僞善
(
ぎぜん
)
の花よ、
無言
(
むごん
)
の花よ。
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
「吹きつける雪のためにへし折られる枯枝がややともすると
投槍
(
なげやり
)
のように襲って来た。吹きまく風にもまれて木という木は魔女の髪のように乱れ狂った」
イグアノドンの唄:――大人のための童話――
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
流れついた岸辺の、ジャングルの中に天幕を張ると、枯枝を集めて、まず火を
焚
(
た
)
いた。——
投槍
(
なげやり
)
を使った以上、人間には相違なかった。火を焚くことは、敵に居所を知らせてやるようなものである。
秘境の日輪旗
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
投
常用漢字
小3
部首:⼿
7画
槍
漢検準1級
部首:⽊
14画
“投槍”で始まる語句
投槍兵