打造うちつく)” の例文
大艦を打造うちつくり、船軍を習練し、東北にしては蝦夷えぞ唐太からふと、西南にしては流叫りゅうきゅう対馬つしま憧々しょうしょうと往来し、虚日あることなく、通漕捕鯨し、以て操舟を習い海勢をさとり、しかる後往きて朝鮮
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
何卒なにとぞ大艦打造うちつくり、公卿より列侯以下万国航海つかまつり智見を開き、富国兵強の大策相立て候ようつかまつりたき事に御座候。また交戦の上を以て申し候えば、鎖国は一人の取籠りものの如くに御座候。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)