打締ぶちし)” の例文
私は丁度ちょうど其処そこを通りかかって、驚いたとも驚くまいとも、ず表に立塞たちふさがって物も言わずに戸を打締ぶちしめて、れからそろ/\その家来殿に話したことがある。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)