手鉤てかぎ)” の例文
提灯を片手に、腰に手鉤てかぎを、或る人は棒をもって、後から出る手当の祝儀を、何う使おうかと、微笑したり、長屋の小娘に
南国太平記 (新字新仮名) / 直木三十五(著)
と、止めて広海屋は、手鉤てかぎを持った出入りのとび
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)