手越たごし)” の例文
町ともつかず村ともつかないひなびた家並がある。ここは重衡しげひらの東下りのとき、鎌倉で重衡に愛された遊女千手せんじゅの前の生れた手越たごしの里だという。
東海道五十三次 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)