手終てじま)” の例文
仕事をする人達は正午ひるの休みや夕方の手終てじまいにいちいち四文銭を出しては茶碗酒を一杯買い、櫃台デスクもたれて熱燗の立飲みをする。——これは二十年前のことで、今では値段が上って一碗十文になった。
孔乙己 (新字新仮名) / 魯迅(著)