“手洗口”の読み方と例文
読み方割合
ちょうずぐち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
静かに、足をめぐらして、十歩ばかり戻ると、庭先へ出る手洗口ちょうずぐちがある。そこの沓脱石くつぬぎにある木履ぼくり穿いて、庭づたいにめぐって、安房守が呼んでいる座敷の前へ出て行った。
宮本武蔵:07 二天の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)