“手洗場”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
てうづば40.0%
しもば20.0%
てうずば20.0%
ウォッシュ・スタンド20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「嫁のお君を殺して置いて、直ぐ手洗場てうづばへ行つて、格子から庇の上へ投り上げたらどんなものです。——これなら彌八に出來ることで」
手洗場しもばのお窓から、ふと眺めますと、黒い影が見えましたので、みなさまに、先きにお知らせせずに、飛び出しましたものゆえ、むこうもあわてて、逃げ去りました。
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
叔母さんは次の間を覗きましたが、そこには肝腎のお里が居なかつたらしく、お勝手から二階へ、手洗場てうずばまで覗いて
当日手洗場ウォッシュ・スタンドの水が凍りついていたが、その朝は東京地方は稀な極寒だったので、その為に凍ったのだと、婆やが説明し、誰もその説明で満足したが、考えて見ると、その時は既に十時だったし
血液型殺人事件 (新字新仮名) / 甲賀三郎(著)