手兵しゅへい)” の例文
この戦で忠三郎は自ら兜首かぶとくび四級をあげた。なにしろ伊賀守の敗戦で、下手をすると大事に及ぼうとしたところを、わずかな手兵しゅへいで勝ちを制したのだからすばらしい手柄である。
蒲生鶴千代 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)