トップ
>
扇形
>
あふぎがた
ふりがな文庫
“
扇形
(
あふぎがた
)” の例文
「俺は痣の熊吉の押込んだ家といふのを、江戸の繪圖面に印を附けて見たが、不思議な事に本郷を眞ん中にして
扇形
(
あふぎがた
)
に擴がつてゐる」
銭形平次捕物控:124 唖娘
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
そして今日こそ子供らがみんな一緒に旅に
発
(
た
)
つのです。お母さんはそれをあんまり悲しんで
扇形
(
あふぎがた
)
の黄金の髪の毛を昨日までにみんな落してしまひました。
いてふの実
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
五六丈の幹の上に芭蕉に似た葉を
扇形
(
あふぎがた
)
に三十五六
葉
(
えふ
)
も並べて直立して居る
扇椰子
(
あふぎやし
)
、滴る様な
血紅色
(
けつこうしよく
)
をした
椰子竹
(
やしちく
)
の一種、
紅蜀葵
(
こうしよくき
)
の様な花を榎の様な大木に一ぱい附けて
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
或樹
(
あるき
)
は
扇形
(
あふぎがた
)
の騎士の
兜
(
かぶと
)
を
被
(
かぶ
)
り
南洋館
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
(著)
“扇形”の意味
《名詞》
扇を開いたような形状。扇状。
(数学)円の2つの半径とそれらの間の円弧によって囲まれた図形。
(出典:Wiktionary)
扇
常用漢字
中学
部首:⼾
10画
形
常用漢字
小2
部首:⼺
7画
“扇形”で始まる語句
扇形陣
扇形機関庫