“戦好”の読み方と例文
読み方割合
いくさずき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
源の馬というのは「アルゼリィ」の血をけた雑種の一つで、高く首を揚げながら眼前めのまえに人馬の群の往ったり来たりするのをながめると、さあ、多年の間潜んでいた戦好いくさずきな本性をあらわして来ました。
藁草履 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)