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成蹟
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せいせき
ふりがな文庫
“
成蹟
(
せいせき
)” の例文
学業の
成蹟
(
せいせき
)
は一に教師の判断に任せて、不平をさしはさまざるのみならず、かえってこれによって彼らの優劣を定めんとしつつある。一般の世間が評家に望むところは正にこれにほかならぬ。
作物の批評
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「頭も悪い方じゃないだろう。学校の
成蹟
(
せいせき
)
も可なりだったんじゃないか」
それから
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
やがて景清の
戦物語
(
いくさものがたり
)
も済んで一番の謡も
滞
(
とどこお
)
りなく結末まで来た。自分はその
成蹟
(
せいせき
)
を何と評して好いか解らないので、少し不安になった。嫂は平生の
寡言
(
かごん
)
にも似ず「勇しいものですね」と云った。
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「ふん、それで思う通りに行きましたか」
成蹟
(
せいせき
)
は良好だ。
趣味の遺伝
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
成
常用漢字
小4
部首:⼽
6画
蹟
漢検準1級
部首:⾜
18画
“成”で始まる語句
成
成程
成就
成行
成敗
成人
成仏
成長
成立
成功