懐抱かいほう)” の例文
旧字:懷抱
懐抱かいほうを洩らし、途上あるいは史を詠じ、あるいは文天祥正気の歌に和し、七月九日直ちに江戸町奉行所に送られたり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
ちょっと病気で病院にはいってるということは聞きましたけれど、死ぬなどとは夢にも思わなかったですよ。先生など幸福ではあるし、得意でもあるし、これからますます自分の懐抱かいほう
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)