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愼
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つゝま
ふりがな文庫
“
愼
(
つゝま
)” の例文
新字:
慎
他の人達のゐる處では私は以前の通り
愼
(
つゝま
)
しやかにおとなしくしてゐた。變つた仕打が必要でなかつたからである。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
身を入れて其話を聞いてゐた智惠子は、
愼
(
つゝま
)
しいお利代の口振りの底に、此悲しい女の心は今猶その先夫の梅次郎を慕つてゐる事を知つた。そして無理もないと思つた。
鳥影
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
五十前後の内儀お
縫
(
ぬひ
)
は、主人彦太郎の後ろから
愼
(
つゝま
)
しく顏を出しました。
銭形平次捕物控:146 秤座政談
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
『
豈夫
(
まさか
)
! 信吾さんたら
眞箇
(
ほんと
)
に人が惡い。』と何故か富江は少し
愼
(
つゝま
)
しくしてゐる。
鳥影
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
茂野は
愼
(
つゝま
)
しく默禮して、自宅の方へ引返しました。
銭形平次捕物控:139 父の遺書
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
愼
部首:⼼
13画
“愼”を含む語句
謹愼
戒愼
相愼
省愼
肅愼
愼重
不謹愼
御省愼
愼密
愼獨
愼藏
省愼居
省愼置
省愼置事