はづか)” の例文
扨も窶れたるかな、はづかしや我を知れる人は斯かるすがたを何とか見けん——、そも斯くまで骨身をいためし哀れを思へば、深さは我ながら程知らず、是もが爲め、思へば無情つれな人心ひとごゝろかな。
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
重景ははづかしげにかうべし、『如何でかは』と答へしまゝ、はか/″\しくいらへせず。
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)