“愛鷹山”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あしたかやま81.8%
あしたか9.1%
あしたかさん9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
信長は、払暁ふつぎょうすでに、大宮を立って、浮島ヶ原から愛鷹山あしたかやまを左に見て進んでいた。旅行中も、寝るにはおそく、起きるにははやい信長だった。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
愛鷹山あしたかの根に湧く雲をあした見つゆふべ見つ夏のをはりとおもふ
樹木とその葉:22 秋風の音 (旧字旧仮名) / 若山牧水(著)
『矢張り富士は美しい!』と栄一は汽車の窓によつて、独り言のやうに云うた。沼津から三島の方に走る間に富士の姿は色々と変る。愛鷹山あしたかさんの含まつた富士は、実に壮大なものであつた。