“愚拙”の読み方と例文
読み方割合
ぐせつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あるところには五体十体、やや離れて五十体、駒井甚三郎は、その目をひくものの一つ一つをかぞえて行くうち、愚拙ぐせつなるもの、剽軽ひょうきんなるもの、なかには往々にして凡作ならざるものがある。
大菩薩峠:23 他生の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)