“ぐせつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
愚説66.7%
愚拙33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みぎごと純然じゆんぜんたる古代こだい葬坑さうかうで、住居跡すまゐあとなんどいふのは愚説ぐせつはなはだしいのである。
今しばらく仕事について愚説ぐせつを述べてみよう。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
あるところには五体十体、やや離れて五十体、駒井甚三郎は、その目をひくものの一つ一つをかぞえて行くうち、愚拙ぐせつなるもの、剽軽ひょうきんなるもの、なかには往々にして凡作ならざるものがある。
大菩薩峠:23 他生の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)