トップ
>
愕
>
ぎょ
ふりがな文庫
“
愕
(
ぎょ
)” の例文
いったんは、ウルリーケも
愕
(
ぎょ
)
っとしたように振りむいたが、しばらく日傘をつぼめかけたままじっと相手の顔をみつめていた。
潜航艇「鷹の城」
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
「
大懶獣
(
メガテリウム
)
」と
呼吸
(
いき
)
を
愕
(
ぎょ
)
っと引いて、ダネックが唸るように言った。「あれも、第三紀ごろの前世界動物だ。高さが、成獣なれば二十フィートはあるんだがね」
人外魔境:03 天母峰
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
あれには、君も僕も
愕
(
ぎょ
)
っとなったが、しかしすぐ後で、僕は自分の愚かしさを
嗤
(
わら
)
いたくなった。だいたい壁炉というものは、必要のない期間だけ、下の火炉と煙突との間を、仕切りで塞いでおくのだ。
潜航艇「鷹の城」
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
愕
漢検1級
部首:⼼
12画
“愕”を含む語句
驚愕
愕然
驚愕狼狽
大驚愕
錯愕
震愕
恐愕
尾崎愕堂
怖愕
愕心
愕眙
狼狽驚愕
驚愕交響曲
驚愕仕
驚愕顛動