“恐愕”の読み方と例文
読み方割合
きょうがく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その結果、ふたたび建業城中の大会議となって、閣員以下、呉の諸将は、今さらの如く蜀の旺盛な戦意を再認識して、満堂の悽気、恐愕きょうがくのわななき、おおうべくもなかった。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
フランス人は逆説を用いて世間を恐愕きょうがくはさせない。彼等は真理を明るみに出すことによって世間を恐嘆せしめるのだ。彼等は——フランス革命の時におけるように、——真理を持ち出す。