悪瘡あくそう)” の例文
王は撃たれた足に痛みをおぼえて一種の悪瘡あくそうを生じ、いかに治療しても一生を終るまで平癒しなかった。
喉の悪瘡あくそう(できもの)から血を吐いて死んでしまったということになっている。
私本太平記:02 婆娑羅帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)