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悪作劇
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いたずら
ふりがな文庫
“
悪作劇
(
いたずら
)” の例文
あれは
札差
(
ふださし
)
の
檀那衆
(
だんなしゅ
)
が
悪作劇
(
いたずら
)
をしてお
出
(
いで
)
なすったところへ、お
辰
(
たつ
)
さんが飛び込んでお出なすったのでございます。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
この年九月十五日に、保の
許
(
もと
)
に匿名の書が届いた。日を期して決闘を求むる書である。その文体書風が
悪作劇
(
いたずら
)
とも見えぬので、保は多少の
心構
(
こころがまえ
)
をしてその日を待った。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
おやと思う間もなく、五百は
片頬
(
かたほ
)
に灰を
被
(
かぶ
)
った。五百には
咄嗟
(
とっさ
)
の
間
(
あいだ
)
に、その物の姿が好くは見えなかったが、どうも少年の
悪作劇
(
いたずら
)
らしく感ぜられたので、五百は飛び附いて
掴
(
つか
)
まえた。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
悪
常用漢字
小3
部首:⼼
11画
作
常用漢字
小2
部首:⼈
7画
劇
常用漢字
小6
部首:⼑
15画
“悪作”で始まる語句
悪作
悪作妄作