“悠遊”の読み方と例文
読み方割合
ゆうゆう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二年も三年も妻子を郷国に置いて海外に悠遊ゆうゆうし、旅情のさびしみなどはむしろ一種の興味としてもてあそんでいるのだ。
去年 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
例えば在原業平ありわらのなりひら悠遊ゆうゆうしていたころには、おに一口ひとくちいてんけりといったが、大江山の酒顛童子しゅてんどうじに至っては、都に出でて多くの美女を捕え来りしゃくをさせて酒を飲むような習癖があったもののごとく
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)