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悠々自適
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ゆうゆうじてき
ふりがな文庫
“
悠々自適
(
ゆうゆうじてき
)” の例文
卑しくも私の趣味性を
唆
(
そそ
)
るものあらば座右に備えて
悠々自適
(
ゆうゆうじてき
)
し、興来って新古の壱巻をも
繙
(
ひもと
)
けば、
河鹿笛
(
かじかぶえ
)
もならし、朝鮮太鼓も打つ
亡び行く江戸趣味
(新字新仮名)
/
淡島寒月
(著)
これで私も、末の見込みのない平事務員の足を洗って、末は田舎へ引込むなりして
悠々自適
(
ゆうゆうじてき
)
の生活ができるというものと、
悦
(
よろこ
)
びに
慄
(
ふる
)
えた。
柿色の紙風船
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
多勢の家族と一緒に住んでいることを嫌ってここで若隠居のような、
悠々自適
(
ゆうゆうじてき
)
の生活をしているのでした。
銭形平次捕物控:113 北冥の魚
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
忍ぶべからざる侮辱を受けたとかの理由を
以
(
もっ
)
て大学の講壇から去り、いまは
牛込
(
うしごめ
)
の御自宅で、それこそ晴耕雨読とでもいうべき
悠々自適
(
ゆうゆうじてき
)
の生活をなさっているのだ。
佳日
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
しからば、柱時計を持っていない連中は、さぞ
悠々自適
(
ゆうゆうじてき
)
したであろうと思うであろうが、そうでもなかった。
時限爆弾奇譚:――金博士シリーズ・8――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
悠
常用漢字
中学
部首:⼼
11画
々
3画
自
常用漢字
小2
部首:⾃
6画
適
常用漢字
小5
部首:⾡
14画
“悠々”で始まる語句
悠々
悠々閑々
悠々寛々
悠々乎
悠々然
悠々荘