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息喘
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いきぎ
ふりがな文庫
“
息喘
(
いきぎ
)” の例文
しかし情けないことにはすぐ
息喘
(
いきぎ
)
れが出て来て、尖った肩でせいせいいうのだ。それに反して又八の肉体はなんといっても若かった。
宮本武蔵:04 火の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
急いで駈けつけて来たものとみえ、その言葉も
息喘
(
いきぎ
)
れに
弾
(
はず
)
んでいた。柳生の城の木村助九郎なのである。
宮本武蔵:08 円明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
誰でも、現實にぶつかつてゐる逆境に對しては、
息喘
(
いきぎ
)
れと、困憊を感じ、とてもやりきれないと思ふ。
折々の記
(旧字旧仮名)
/
吉川英治
(著)
息
常用漢字
小3
部首:⼼
10画
喘
漢検1級
部首:⼝
12画
“息”で始まる語句
息
息子
息吹
息女
息杖
息災
息気
息張
息切
息苦