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忸
ふりがな文庫
“忸”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
な
71.4%
じく
14.3%
なれ
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
な
(逆引き)
感覚を
佯
(
いつは
)
ることに
忸
(
な
)
れた此女の情熱のうちに、どれだけの真実が含まれて居るのであらうか。俺は知らない。ただ此女ならばまづ心がゆるせる。
瘢痕
(新字旧仮名)
/
平出修
(著)
忸(な)の例文をもっと
(5作品)
見る
じく
(逆引き)
斯んな遊戯的情景を持ち出し何か
忸
(
じく
)
ぢたる感があるが——これでも、夕暮が迫り、ドリアンの嘶きを耳にしながら天幕を背に次の村へ赴く森かげになどさしかゝると
喜劇考:(吾が、アウエルバツハの一節)
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
忸(じく)の例文をもっと
(1作品)
見る
なれ
(逆引き)
よく眠れたかとか、
郷里
(
くに
)
の夢を見なかつたかとか、お吉は
昨晩
(
ゆうべ
)
よりもズット
忸
(
なれ
)
々しく
種々
(
いろ/\
)
な事を言つてくれたが
天鵞絨
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
忸(なれ)の例文をもっと
(1作品)
見る
忸
漢検1級
部首:⼼
7画
“忸”を含む語句
忸怩
忸々敷
忸々
“忸”のふりがなが多い著者
田口卯吉
原口統三
徳富蘇峰
平出修
島崎藤村
石川啄木
牧野信一