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快活
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きさく
ふりがな文庫
“
快活
(
きさく
)” の例文
とさすが
快活
(
きさく
)
な男も少し鼻声になりながらなお
酔
(
よい
)
に
紛
(
まぎ
)
らして
勢
(
いきおい
)
よく云う。味わえば情も薄からぬ言葉なり。
貧乏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
と細君は主人が
斜
(
ななめ
)
ならず
機嫌
(
きげん
)
のよいので自分も同じく胸が
闊々
(
ひろびろ
)
とするのでもあろうか、極めて
快活
(
きさく
)
に気軽に答えた。多少は主人の気風に同化されているらしく見えた。
太郎坊
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
と
紛
(
まぎ
)
らしかけたが、ふと目を
挙
(
あ
)
げて妻の方を見れば妻は無言で我が面をじっと
護
(
まも
)
っていた。主人もそれを見て無言になってしばしは何か考えたが、やがて
快活
(
きさく
)
な調子になって
太郎坊
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
快
常用漢字
小5
部首:⼼
7画
活
常用漢字
小2
部首:⽔
9画
“快活”で始まる語句
快活林