“忠順”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ただおさ50.0%
たゞゆき50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
醍醐大納言だいごだいなごん忠順ただおさ)は大坂の知事、ないしは裁判所総督として。宇和島少将(伊達宗城だてむねなり)はその副総督として。
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
小栗忠順たゞゆき川路聖謨かはぢとしあき等の説として、洋医は経験乏しく、且西洋に於る此学の真訣しんけつ未だ伝はらざるが故に洋医方は信じ難しと云つてあるのは、榛軒が引く所の桂嶼の説と全く同じである。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)