トップ
>
忠滋
>
ただしげ
ふりがな文庫
“
忠滋
(
ただしげ
)” の例文
中村五郎
忠滋
(
ただしげ
)
は、別所家の侍だったが、寄手方の一将、
谷大膳
(
たにだいぜん
)
とは以前から多少縁故があったので、対陣のあいだにも、時折、歌など書いて示して来た。
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「父の
忠滋
(
ただしげ
)
と肚をあわせて、わが兵をあざむいた憎い
女子
(
おなご
)
、首にして死骸は裏谷へ取り捨てろ」
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
中村
忠滋
(
ただしげ
)
の手引きで先に城中へ入った一千余の将士はとうとう一名も生きて帰って来なかったのである。中に入るやいな、
完封殲滅
(
かんぷうせんめつ
)
、文字どおり
血漿
(
けっしょう
)
の
巨墳
(
きょふん
)
をそこに作ってしまったのであった。
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
忠
常用漢字
小6
部首:⼼
8画
滋
常用漢字
小4
部首:⽔
12画
“忠”で始まる語句
忠実
忠
忠興
忠義
忠相
忠實
忠諫
忠顕
忠利
忠告