“忠弥”の読み方と例文
読み方割合
ちゅうや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただ遠くの子供部屋で、孫の忠弥ちゅうやが乳母に枕でもぶつけているらしいざわめきが、古い屋敷の空気をふるわせて手に取るように聞こえる。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
第四にはセットの道具立てがあまり多すぎて、印象を散漫にしうるさくする場合が多い。たとえば「忠弥ちゅうや」の貧民窟ひんみんくつのシーンでもがそうである。
映画時代 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)