心血しんけつ)” の例文
かれが、畢生ひっせい心血しんけつをそそいで描いた、安土城内のたくさんな作品は、もう一つも、見ることはできない。一朝いっちょうの兵火に、ことごとく、灰となっているではないか。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)