心性こゝろざま)” の例文
叔母の心いと頑兇かたくなになり日に/\口喧くちかしがましうあざみ罵り、或時は正なくも打ち擲き、密に調伏の法をさへ由無き人して行せたるよしなり、某の少将と云へるは才賢く心性こゝろざま誠ありて優しく
二日物語 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)