心地しんち)” の例文
〔譯〕自らつとめてまざる時候じこうは、心地しんち光光明明くわう/\めい/\にして、何の妄念ばうねん游思ゆうし有らん、何の嬰累えいるゐ罣想けさう有らん。
その従容しょうよう自若じじゃくたる、まさにこれ哲人の心地しんち、観てここに到れば、吾人ごじんは松陰が多くの弱点と欠所とを有するにかかわらず、ただ愛すべく、敬すべく、慕うべく、仰ぐべく
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
われわれはもはや一夜をあかすための野営をせず、地上に住みついて天を忘れた。われわれは心地しんちの開墾ではなくて単に進歩した地上開墾の一方法としてキリスト教を採用した。