心前しんぜん)” の例文
誰を誘うてみても余りに急なのでらちはあかず、やむなく御子息の心前しんぜんどのに、お弟子の兼如けんにょ御姻戚ごいんせきの里村昌叱しょうしつどのを加え、お三名だけを連れて来られましたが——前後の時日を伺ってみれば
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と、子息の心前しんぜんをさして
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)