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御折檻
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ごせつかん
ふりがな文庫
“
御折檻
(
ごせつかん
)” の例文
「それに良秀と申しますと、父が
御折檻
(
ごせつかん
)
を受けますやうで、どうも唯見ては居られませぬ。」
地獄変
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
「御重態の床から起き上がり、奧樣を御呼付け、弓の折れを持つての
御折檻
(
ごせつかん
)
ぢや」
銭形平次捕物控:098 紅筆願文
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
恥
(
はづか
)
しさに、涙に
咽
(
むせ
)
び、声を震はせ、「こは殿にはものに狂はせ
給
(
たま
)
ふか、
何故
(
なにゆゑ
)
ありての
御折檻
(
ごせつかん
)
ぞ」と繰返しては
聞
(
きこ
)
ゆれども、
此方
(
こなた
)
は
憤恚
(
いかり
)
に逆上して、お村の
言
(
ことば
)
も耳にも入らず、無二無三に
哮立
(
たけりた
)
ち
妖怪年代記
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
以ての外のことなりとさんざん
御折檻
(
ごせつかん
)
を
蒙
(
かうむ
)
り候。
糸女覚え書
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
折
常用漢字
小4
部首:⼿
7画
檻
漢検1級
部首:⽊
18画
“御折”で始まる語句
御折衝