“哮立”の読み方と例文
読み方割合
たけりた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はづかしさに、涙にむせび、声を震はせ、「こは殿にはものに狂はせたまふか、何故なにゆゑありての御折檻ごせつかんぞ」と繰返してはきこゆれども、此方こなた憤恚いかりに逆上して、お村のことばも耳にも入らず、無二無三に哮立たけりた
妖怪年代記 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)