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御宮
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おみや
ふりがな文庫
“
御宮
(
おみや
)” の例文
一、柳生対馬、別所信濃両奉行
登晃
(
とこう
)
、
御宮
(
おみや
)
御修覆につき、
御山内
(
ごさんない
)
に
御普請小屋
(
ごふしんごや
)
を設け、ただちに火消しに関するお触れ書を出す。
丹下左膳:03 日光の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
... 君
御宮
(
おみや
)
になるより虚子になる方がよほどいいぜ」東風君は何だか物足らぬと云う顔付で「あんまり、あっけないようだ。もう少し人情を加味した事件が欲しいようだ」
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
手児奈様
(
てこなさま
)
の
御宮
(
おみや
)
を向うに、真直な小道の両側に並んだ貸家の中でも、平家建の一軒。
来訪者
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
いつのまにか
御宮
(
おみや
)
の杉の
樹
(
き
)
の下に
往
(
い
)
って立っていた。
山の人生
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
「そうさ、たしかこの春の朗読会ぎりだったね。朗読会と云えば近頃はやはり
御盛
(
おさかん
)
かね。その
後
(
ご
)
御宮
(
おみや
)
にゃなりませんか。あれは
旨
(
うま
)
かったよ。僕は
大
(
おおい
)
に拍手したぜ、君気が付いてたかい」
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
▼ もっと見る
それから僕が今度も近松の世話物をやるつもりかいと聞くと、いえこの次はずっと新しい者を
撰
(
えら
)
んで
金色夜叉
(
こんじきやしゃ
)
にしましたと云うから、君にゃ何の役が当ってるかと聞いたら私は
御宮
(
おみや
)
ですといったのさ。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
宮
常用漢字
小3
部首:⼧
10画
“御宮”で始まる語句
御宮仕
御宮笥