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御宥恕
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ごゆうじょ
ふりがな文庫
“
御宥恕
(
ごゆうじょ
)” の例文
右の如く謡曲会、俳句会、短歌会、新体詩会等、会の連発にて当分の間は、のべつ幕無しに出勤致し
候
(
そろ
)
為め、
不得已
(
やむをえず
)
賀状を以て
拝趨
(
はいすう
)
の礼に
易
(
か
)
え
候段
(
そろだん
)
不悪
(
あしからず
)
御宥恕
(
ごゆうじょ
)
被下度候
(
くだされたくそろ
)
。……
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
高浜さんには礼を失した点も多かろうと思うが昔に免じて
御宥恕
(
ごゆうじょ
)
を願いたい。
高浜さんと私
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
小生らにおいても御厚意を奉体つかまつらざる場合に落ち行き、苦慮
一方
(
ひとかた
)
ならず、この段
御宥恕
(
ごゆうじょ
)
なし下されたく、尊君様より皆々様へ厚く御詫び申し上げ候よう
幾重
(
いくえ
)
にも願いたてまつり候。
夜明け前:04 第二部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
あらかじめ
御宥恕
(
ごゆうじょ
)
を仰いでおく。
随筆 新平家
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
宥
漢検準1級
部首:⼧
9画
恕
漢検準1級
部首:⼼
10画
“御宥”で始まる語句
御宥免
御宥免被下度