トップ
>
御堪忍
>
ごかんにん
ふりがな文庫
“
御堪忍
(
ごかんにん
)” の例文
「これはこれは、お士さま。供の者が何か御無礼いたした様子、お腹も立ちましょうが、
御堪忍
(
ごかんにん
)
あそばして、許してやって下さいませ」
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
何とぞ、御奉公のおん為、又、小さくは私たちをも、
不愍
(
ふびん
)
と
御堪忍
(
ごかんにん
)
あそばされて、
凝
(
じ
)
っと、お
怺
(
こら
)
えくださいますように、お願いに参じましたのでございまする
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
私
(
わたくし
)
上
(
あが
)
る
筈
(
はず
)
ではないのでございますけれど、是非申上げなければなりません事がございますので、
些
(
ちよつ
)
と伺ひましたのでございますから、
今日
(
こんにち
)
のところはどうか
御堪忍
(
ごかんにん
)
あそばして
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
そこが
御堪忍
(
ごかんにん
)
でございます、どうかてまえに免じて、今回だけは、お眼こぼしを願います、それにつきましては、汚いことを申しあげてはすみませんが、皆さまにそれ相当のことをいたしまして
春心
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
堪
常用漢字
中学
部首:⼟
12画
忍
常用漢字
中学
部首:⼼
7画
“御堪”で始まる語句
御堪能