徒口むだぐち)” の例文
歩行あるきながら振返って、何か、ここらにおもしろい事もないか、と徒口むだぐち半分、檜笠ひのきがさの下からおとがいを出して尋ねるとね。
草迷宮 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)