“徒侍”の読み方と例文
読み方割合
かちざむらい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
警固の者お徒侍かちざむらいの一統がお供するので、人数も人数なんだが、諸事万端の入費をくるめた当日のお物入りなるものがまたおろそかな高ではないので。
「カチ」は徒侍かちざむらい、普通にオカチというやつである。徒士とも書き、歩行とも書くように聞いている。
古句を観る (新字新仮名) / 柴田宵曲(著)
その間を前駆の足軽徒侍かちざむらい六十名が、いずれも一文字がさにももだち高くとって、ざくざくとよぎり通る。つづいて尾州侯のお召し駕籠かご。とみて、伊豆守様がお静かに歩を運ばせる。