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後嗣
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あととり
ふりがな文庫
“
後嗣
(
あととり
)” の例文
そこには殺された百萬長者の
後嗣
(
あととり
)
で、貴公子風な若男爵のフレデリック・フオン・シイドウが學生生活を送つてゐる。
死の接吻:スウェーデンの殺人鬼
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
この家の
後嗣
(
あととり
)
にと、相談のきまったのを、こんなけがらわしい家はいやと、きっぱり断わったわしの舌の根を見ておくんなされ。おじさん、お前こそ、お前こそ怪しい
大菩薩峠:30 畜生谷の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
金子の家の
後嗣
(
あととり
)
にしようときめていた祖父は極力これを止めようとしたが、叔父はどうしてもその志を
翻
(
ひるがえ
)
さなかった。そこで祖母がまず折れて出た。そして祖父に言った。
何が私をこうさせたか:――獄中手記――
(新字新仮名)
/
金子ふみ子
(著)
“後嗣”の意味
《名詞》
後嗣(こうし)
跡継ぎ。世継。
子孫。
(出典:Wiktionary)
後
常用漢字
小2
部首:⼻
9画
嗣
常用漢字
中学
部首:⼝
13画
“後”で始まる語句
後
後生
後退
後方
後悔
後姿
後家
後手
後日
後世