トップ
>
後厄
ふりがな文庫
“後厄”の読み方と例文
読み方
割合
あとやく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あとやく
(逆引き)
「満洲へ行くまえ、しばらく大阪あたりにいた塩梅です。——その時分、どこからともなくよこした句があります。——
後厄
(
あとやく
)
のとうとう草鞋はいちまい……」
浅草風土記
(新字新仮名)
/
久保田万太郎
(著)
「
前厄
(
まえやく
)
本厄
(
ほんやく
)
後厄
(
あとやく
)
と三年網を張って待っていれば何か病気が引っかかるよ。チブスになってやるぞ」
親鳥子鳥
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
親分の鐘五郎は四十三歳、
後厄
(
あとやく
)
の大事な誕生日を迎へた上、新に大々名二軒の出入りを許されて、押しも押されもせぬ、江戸一番の人入稼業になつた心祝ひの酒盛だつたのです。
銭形平次捕物控:136 鐘五郎の死
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
後厄(あとやく)の例文をもっと
(5作品)
見る
後
常用漢字
小2
部首:⼻
9画
厄
常用漢字
中学
部首:⼚
4画
“後厄”の関連語
災厄
前厄
厄災
本厄
“後”で始まる語句
後
後生
後退
後方
後悔
後姿
後家
後手
後日
後世
“後厄”のふりがなが多い著者
久保田万太郎
佐々木邦
泉鏡太郎
泉鏡花
野村胡堂